給気中のきれいな空気

機能

換気システムの給気部にイオネアの空気清浄化システム(AQS)を取り付けると、換気された室内の空気質および衛生レベルは大幅に向上します。外気または室内の悪臭源から生じた不快なにおいが識別され、イオン化により確実に除去されます。イオン化の強度は、屋外の空気質、室内の空気質、風量、湿度に基づき、必要に応じて決められます。オゾンが許容値を超えると、オゾンセンサーがこれを感知し、適宜イオン化強度を低減します。

イオネアのパワーコントローラは、センサーの信号に基づき、必要なイオン化強度を決定します。

センサーの値、イオン化強度、システムパラメータは、イオネアデータセンターに送信され、人口知能(AI)の助けを借りてより詳しい情報が導かれます。お客様は、必要に応じて、いつでもこの情報にアクセスできます。

► 計測/調整/制御/監視 

ユーザーの利点

イオネアの空気清浄化システム(AQS)は、排気についても空気質を目標値まで改善します。有害臭を低減し、揮発性有機化合物(VOC)、細菌、バクテリア、カビを効果的に除去します。また、空気のイオン化により、無臭で衛生的かつ心地良い室内空気を生成します。ユーザーには以下の利点があります。

  • 健康的な室内空気
  • 室内空気質および衛生レベルの改善
  • 悪臭生成物質(揮発性有機化合物)の削減(約50%)
  • 衛生レベルの改善
  • バクテリア、細菌、菌類の削減(約95%)
  • 微粒子の削減(約50%)
  • 空気交換の削減(約10~25%)
  • 際伊循環空気率の増加
  • 活性炭フィルタの交換
  • 悪臭問題の解決による苦情防止
良質の室内空気は、いくつかの個別要素から成り立っています。
– Beda Weibel, CEO –

構成部品

イオネアの空気清浄化システム(AQS)は、空調システム設計時に新規に導入するか、または既存の建物内でのレトロフィットにより導入します。

イオネアパワーコントローラ(出力制御部)

イオネアの空気清浄化システム(AQS)の中核であり、センサーから得たデータの評価およびイオン化モジュールのイオン化強度調整、システムパラメータの調整、データリンクVeritasNETとの通信に使用します。空気量が最大3,000 m3/時まではICA 1000が適していますが、空気量がそれ以上になるときはICA 2000を使用します。

イオン化モジュール

イオン化モジュールは、必要なイオン化エネルギーを生成する「モーター」です。イオン化モジュールは、空調システム(HVAC)の空間または給気ダクト内に取り付けます。最新のイオン化モジュールには、過酷な空気環境にも対応する防水・防塵タイプをご用意しています。

センサー

センサーは、外気および抽気の空気質、相対湿度、排気の体積流量およびオゾン濃度等、最適な調整に必要な入力パラメータを計測します。

データリンクVeritasNET

VeritasNETは、イオネアの装置運用状況のモニタリングを目的として、イオネアデータセンターや汎用ビル管理システムとのデータ転送に使用するシステムです。

イオネア製品(技術)の具体的利点

  • 必要性に基づく調整
  • 空気質システム
  • 本質的安全操作(外乱変数および自動警報の収集、イオネアデータセンターでのシステム監視および予防保守)
  • カスタマーポータルを介したイオネアデータセンターでのシステム運用監視
  • スイスメイドの品質
  • 部品やアップグレードの長寿命、長期可用性
  • ワールドワイドのカスタマーサービスおよびメンテナンス体制