医療機関

衛生的であることは医療機関の必須要件です。水、人、器具の他、換気システムは感染源の一つと考えられていますが、換気システムは感染症の隠れ家とも言えます。手、水、溶液、空気等を媒介として、人から人へと感染が拡大しますが、室内空気が衛生的であれば、感染リスクは最小限に抑制されます。

衛生的であることはもちろんですが、快適さについても医療機関に対する評価を左右する重要な構成要素です。医療機関の患者、見舞客、医療従事者の誰もが心地良く感じる環境が必要であり、特に、医療従事者への配慮がされた環境で働けるようにしなければなりません。近年の最新設備を搭載した医療機関ではホテル、レストラン、憩いの場といった機能を備えることも増えてきており、あらゆる場面で衛生的な室内空気が求められています。

ある民間医療施設のCEOは、「見舞客や患者が医療機関にいることを忘れるくらい、室内の空気質を良質なものとする必要がある。」と述べています。医療機関特有の匂いは最大限排除しなければなりません。

医療機関はコスト面での制約があり、機材導入には慎重な対応が求められます。それと同時に、対外的にも環境に配慮した医療施設として認識される必要があります。イオネアは、投資・運用コストを抑えて可能な限り最高の空気質を実現するため、計画段階から数十年間の運用を視野に総所有コスト（TCO）を算出し、室内の空気質と衛生レベルの積極的な改善に向けて医療機関の経営者をサポートしています。建物の利用環境が変われば、幾度となく必要なすり合わせが行われ、経営にも変化が現れます。イオネアの提供するシステム機器は既存インフラに干渉することなく、非常に簡単に環境を改善できます。